ブライダルビデオカメラマンが綴る結婚式の映像とは

ブライダル業界でエンドロールやプロフィールムービー制作を生業にしている私が、現在の結婚式の映像について説明と紹介をします。

ブライダル映像の種類 ②

上映ビデオ

上映の中にも種類があり、大きく分けて3パターンに分類されます。

 

①オープニング映像

 入場直前の映像で、入場を煽る映像として上映される事が一般的です。例えば、アーティストがライブの入場時に観客を盛上げる為に、登場直前に映像を上映したりするあれです。会場の雰囲気作りで、入場時を盛上げる効果が期待できます。人によっては、入場から簡易的なプロフィール映像を作り、二人を知って貰ってから入場する方もいます。

 

ChouChou

【結婚式 オープニングムービー】ふたりらしい♡【ナチュラル】コンセプトムービー |Café|chouchou - YouTube

  

【 結婚式 オープニングビデオ 】 明るくPOPなハッピームービー - YouTube

 

②プロフィール映像

 披露宴の中盤、特に中座中に上映される事が殆どです。オーソドックスなプロフィールムービーは、新郎→新婦→二人の順で構成されておりますが、いきなり二人の紹介から始まったり、写真のムービーだけではなく、二人が出演して映像で語るムービー等もあります。地域によりますが、手作り・業者含め80%以上の披露宴で上映されており、現在主流となっている映像です。その分、色々な種類の映像商品が開発されており、業者に頼むなら業者を調べてから決めましょう。

 

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結婚式 プロフィールビデオ 今まで観たなかで一番でした! - YouTube

 

AMO

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ChouChou

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③エンディング映像

 披露宴の締めくくりに上映される映像です。最近の主流は撮って出しと言われる、当日撮影編集のエンドロールです。読んで字のごとく、当日撮影した素材をその場で編集し、上映に間に合わせなければなりませんので、編集にはかなりのスピードを求められます。反面、撮影は誰でも出来、アルバイトの学生やフリーターが撮影をしている会社が非常に多いです。その為、撮影者のスキルが低い人が非常に多く、信頼できる業者に依頼する事が非常に重要です。業者によっては、披露宴中盤とか、披露宴の花束贈呈まで等、上映できるイベントが異なりますので、花束贈呈まで欲しい場合は注意が必要です。

 

Tomato Red Motion  

オリジナルウェディング"Great Organic"CRAZYWEDDING x Tomato Red Motion - YouTube

 

OUNCE

Kohei + Moemi Wedding / 撮って出しエンドロール / 有明邸 / OUNCE - YouTube

 

次回はその他の映像を紹介します。